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勾玉(出雲型勾玉)

太陽と月が重なりあう大いなる宇宙。

勾玉の形は、太陽と月が重なりあった大いなる宇宙を崇拝するということを象徴していると言われています。穴は、今自分を生かしてくれる祖先とのつながりを持つことによりその霊力の恵みを受けられることを意味しているといわれています。

勾玉の形には他にもたくさんに言われがあります。

動物の牙 縄文時代に動物の牙で作られたペンダントがあり、その形が石に写された
胎児の形
腎臓の形 腎臓を取り出し、乾燥させると勾玉の形になり、色も緑色になるといわれるため
魚の形
釣り針の形
玦状耳飾りの転用説 円環上の耳飾りがあり、これが割れたものを再利用した
巴の文様 陰陽を表す韓国の国旗、屋根瓦の模様、家紋などに見られる巴紋
魔除けの形 曲がった「カギ型」に魔を遠ざける力がある。もしくは首飾りにすると勾玉の尾は外側に向かって突き出すのでこれに悪しき物をさけ、身を守る威力がある
月のシンボル 月神のシンボル説。
三日月、書記の勾玉は全て、青・緑系であることからこれを月の色とした

健康を守り、身に襲い掛かる災厄を除ける、強力な魔除け。

出雲型勾玉の誕生

現在の出雲玉湯町の近辺には良質の赤めのうや青石を産出する花仙山があり、古代出雲ではその産出されためのうを使いたくさんの勾玉が玉造職人の手によって作られましたが、弥生時代に始まった出雲での勾玉作りは、平安時代に廃れ、約900年にわたり途絶えました。
しかし江戸時代の末、出雲地方の湯町村に住んでいた伊藤仙衛門が若狭めのう細工で栄えた若狭国遠敷村(福井県小浜市)を訪れて、その技術を学び、また若狭から瑪瑙職人を招いて技術を伝え、天保4年ごろ出雲に玉造りの技術がよみがえりました。そして、出雲型勾玉は現代に受け継がれているのです。

出雲型はアナヒータストーンズグループだけが作成できる「形」

出雲大社の祭祀を司る『出雲国造』。
神話の時代から受け継がれてきた役職のことで、国造職の新任の際には厳粛な儀式が執り行われ、その中に出雲の玉を皇室に献上する儀式があります。「出雲型」はその勾玉を古式にのっとり作成したものです。
アナヒータストーンズのグループ会社「めのうやしんぐう」は出雲型勾玉の製作を許され、唯一受け継ぐ制作元なのです。

青めのう/深い水の色、命の源の象徴
白めのう/髪が真白になるまでの長寿
赤めのう/若者のような赤みを帯びた顔色の健康

縁結び縁(ゆかり)の出雲大社のご用品として

出雲大社のご用品として、また皇室に献上させていただいています。

製作について

ふっくらとして丸みを帯びた独特の形状は、もっとも美しく均整が取れており、現在「いずも勾玉の里伝承館」の4人の職人が製作・指導に携わって品質を管理しています。

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