地球のかけら
チャロアイトとスギライト。
スギライトwiki
この2つの石はラリマーとセットで「世界3大ヒーリング(パワー)ストーン」っていわれている。
以前にラリマーはやったから、残りの2つってことかな。
昨日の夜、そんなことを考えながら布団に入ってたら眠れなくなっちゃってさ、明け方くらいまで
「出だしはどうしようか」「どんな内容にようかな」なんて考えてた。
それなのに朝起きたらなんにも憶えてないの。
チャロ、チャロ……。あれ? って。
「うまくまとまったな」っていう感覚しか残ってなくて、なんだかホントにもう。
というわけで、最初から考えなおし。
チャロ、チャロ……。スギ、スギ……。
どちらも紫色してる。
チャロはマーブル模様の紫色。ちょっとラメが入ったようなガラス光沢がある。
キャンディでそっくりなのがあるよね。
チャロの結晶はあるにはあるけど、あってもものすごく小さい。基本は塊。
トルコ石やラピスのような感じに思ってもらえたらいいかも。
(画像はウィキペディアより)
ちょっといい話だよね。でも、新鉱物って自分で自分の名前をつけることが認められていない(発見場所の地名や、すでに亡くなっている人物にちなんだもが認められる)。
もし、杉博士自身が発表していたらスギライトという名前にはならなかったと思う。
そんなスギライト、紫色の印象が強いけど、最初に発見されたのは淡い緑色だった。
緑色というよりは「うぐいす色」と表現されることが多いな。
その後、南アフリカで紫の石が大量に発見され、それがスギライトであることがわかった。
紫の原因は微量に含まれるマンガンの影響らしいんだけれど、
マンガンはロードナイトやインカローズのような赤が基本色。
緑に赤を混ぜると紫になるんだろうか。
この石も基本は塊。結晶はごくごく小さいものしかない。
スギライトは初めアメリカで人気が出たんだけど、そのときなぜか名称をス「ジ」ライトと間違えて広まったらしく、日本に入ってきたときしばらくそれがスギライトだと誰も気づかなかったそうだ。
さて最後に、なぜこれらが「世界3大ヒーリング(パワー)ストーン」って
呼ばれるようになったのかって話。
たぶん理由はないと思う。でも、何もないのに「世界3大」なんて呼ばれ方をされるようになるはずはない。
そう思って考えてみると、いくつかの共通項が見つかった。
そこに理由が隠されているんじゃないだろうか。その共通項とは。
まず、それぞれの石が発見された年。
(発見されたというよりも「新鉱物として発表された年」といった方が正確)
チャロアイト 1978年
スギライト 1977年
ラリマー 1974年
次に産地。
チャロアイト ロシア
スギライト 南アフリカ
ラリマー ドミニカ
一見ぜんぜん関連がないように見えるけど、実は大きく似ているところがある。
それは大量に産出する産地がそれぞれ1か所しかないってこと。
簡単にいい換えると、希少価値が高いってことだ。
しかも、人気が高いために乱掘するもんだから、すでに底が見え始めているらしい。枯渇は時間の問題といわれている。
そしてもうひとつ。
どの石もアメリカで人気が出たということ。
どうかな、だいぶ理由が見えてきたんじゃないかな。
あくまでも私の考えなのだけど、これら3つの石は古くからあるパワーストーンに比べてあまりにも新しく歴史がない。しかし、歴史がないということは無垢な存在だということなのだ。
つまり、現在まだ知られていない何かを持っている可能性が大いにある。そんな石はこの3つ以外にない。
それに気づいたアメリカ人のヒーラーが「(注目するべき)世界3大」と呼び、それが広まったんじゃないのだろうか。きっとそうにちがいない。
忘れないで欲しい。チャロアイト、スギライト、そしてラリマーはこれから私たちが歴史を作る石なのだ。
本文の終わりです
ページの終わりです